2018年2月24日 (土)

三ブロック会長会

2月24日(土)、お疲れ様です。
本日は、九州、四国、中国の司法書士会の会長が集まる三ブロック会長会を倉敷で執り行いました。
白壁の街倉敷へようこそ。
いろんな情報交換ができて有意義でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年2月23日 (金)

ある時効取得事件(2)外国籍で住居所不明

 2月23日(金)、おつかれさまです。

 「ある時効取得事件(1)第15次相続」の続き、「(2)外国籍で住居所不明」です。
 
 15次相続のうち1次相続と2次相続は旧民法の家督相続だったので横には広がらなかったのですが、問題は3次相続でした。
 
 3次相続が開始したのは昭和23年1月なので新民法が適用されます。家督相続をした被相続人に直系尊属がおらず、相続人は、(1)配偶者と、(2)亡父の先妻の子(異母姉)でした。
 
 異母姉は両親の離婚に伴い先妻に引きとられて、先妻の実家に帰りました。配偶者は被相続人の死亡に伴い、子がいなかったため嫁入り前の実家に戻りました。つまり、本家の当主が子なくして死亡し、配偶者は養子をとらず実家に帰されて、本家が絶えてしまったわけです。
 
 戸籍を追っていくと、異母姉サイドと配偶者サイドで次々に相続が開始し、14次相続で大きな壁にあたりました。
 
 14次相続の被相続人の配偶者が外国籍で、子どもがいませんでした。被相続人が亡くなったのは平成24年3月。被相続人を筆頭者とする除籍謄本に記載された妻の欄には、氏名、国籍、生年月日の記載しかありませんでした。
 
 外国人登録法が廃止されて外国人も住民登録がされるようになったのが平成24年7月9日。もし改正住民基本台帳法が施行されるのが3か月早ければ、もしくは被相続人が亡くなるのが3か月遅ければ、被相続人を世帯主とする妻の住民票ができていたはずです。
 
 また、もし被相続人に子がいたら、その子の戸籍を追えば相続人たる妻の所在にたどりつけた可能性ありです。しかし、残念ながら子はなかったので、除籍以降の妻の手がかりは全くない状況でした。
 
 被相続人の戸籍の附票を請求し、死亡時の住所とその前の住所を把握し、訪問して周辺住民に聞き込みをしましたが、外国籍の妻につながる情報はありませんでした。
 
 やむなく16名の相続人中1名が住居所不明のまま、時効取得の裁判を提起し、同時に公示送達の申立てをしました。しかし、裁判所は住民票、外国人登録原票等の提出を求めてきました。住民票等の公的書類で住所が判明しているにもかかわらず、そこにいないので訴訟書類が送達できない、公示送達とはそのような場合を想定しているように思えます。
 
 そもそもこの事案は住民票等の公的書類にあたることができないのです。これ以上調査をしろと言われても何をどのようにすればよいのか・・・・・。(桐)
 
 
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年2月22日 (木)

見当識の欠如

 2月22日(木)、おはようございます。高木姉妹と佐藤綾乃さん、菊池彩花さん、女子パシュート、金メダルおめでとうございます。高木美帆選手は金銀銅のそろい踏みですね。

 
 さて、成年後見の苦労を語ればきりがないのですが、先日私が保佐人に就任した件は、かなりのチョー苦労物語です。
 
 電話では、冷蔵庫の中の物がきれいに盗まれたとおっしゃいましたが、今日行ってみると一杯食べる物がありました。
 
 食器棚の食器類がほとんど盗まれたとおっしゃいましたが、近日中の引っ越しを予定して、友達を集めて荷造りをしていましたから、たぶん段ボール箱の中にあるのでしょう。
 
 本人は十数年前にこの高齢者専用住宅に来た時から、すでに盗まれていたのだと言いますが、だとしたらこれまでどうやって生活していたのでしょう。
 
 うちの事務所に毎日電話をかけてくるのは、包括の相談員さんが備中サポートセンターの電話番号のメモを書いて電話機の横に置いてくれているからですが、私を目の前にしても「桐さんに通帳を持ってくるように言っておいて」と頼まれると、どう返していいものやら。
 
 電話で話している相手や、目の前にいる相手が誰なのか、その認識ができない。どうしたものかと悩むところです。会話はしっかり成り立つので、後見ではなく、保佐なのですが。(桐)
 
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

«ある時効取得事件(1)第15次相続