はじめての憲法教室
おはようございます。12月13日です。昨日は、審判が確定した被保佐人さんの介護サービス契約、医師の病状説明、施設入所申込、銀行への届出、自宅の家探し等々で、他の仕事は何も進みませんでした。丸一日動いても一年後でないと収入にならないのがこの仕事のつらいところ。それまで事務所の体力が続くことを祈るばかりです。
さて、話は代わりますが、久々に書籍の紹介です。
はじめての憲法教室-立憲主義の基本から考える
水島朝穂教授と学生とのゼミでのやりとりを通じて、日本国憲法が見えてきます。資格試験受験のために法律を初めて勉強した私にとっては、フィールドワークやゼミでのディスカッションを通じて憲法への理解を深めて行く、こうした学習実践がとても新鮮に映りました。中年社会人を対象にした憲法ゼミがあってもおもしろいそうですね。
映画「ジョニーは戦場へ行った」から、民主主義とは若者を戦争へ追いたてるもの・・・なんていう、民主主義と立憲主義との関係についての考えさせられる考察があったりしてて、立憲主義を知っている人にも、興味深くなおかつ軽く(失礼)読める本です。
先日ある飲み会で、某短大の先生から、「アメリカでは保守派の人ほど立憲主義を大切にする。幼稚園から立憲主義の教育をやっている。」という話を聞いて、驚きでした。子どもたちにどうやって立憲主義を教えて行くんでしょうね。興味が湧いてきます。(桐)
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