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2018年7月25日 (水)

避難所相談2日目

 7月25日(水)、おつかれさまです。

 昨日に引き続いて岡田小学校に行ってきました。道すがら川辺、岡田、辻田辺りはかなり片付いてきたなと思いました。箭田はまだまだかもしれません。下の写真は箭田の現状です。

300725

 2日目の今日は初日より少し勝手がわかったので、被災者の方からいろんな話が聞けました。倉敷市に対する不満が積もりつつあると感じました。

 一番の不満は、真備町内に市の出先機関がないことでしょうか。箭田の真備支所は機能停止とのことですが、だったら臨時の出張所をいくつか設けるべきでしょう。

 みなし仮設の申込みをするには本庁まで行かないといけないようです。ある被災者は、交通手段を失ったので、酷暑の中、数キロ先の親戚の家まで歩いて行き、自転車を借りて山を越えて倉敷の本庁まで行ったのはいいが、説明を聞いて住民票を請求しただけで避難所に帰り、疲れ果てて2日間横になったそうです。

 みなし仮設の申請ぐらい、市の方から避難所等に来て行うべきではないでしょうか。少なくとも避難所から歩いていける距離に役所の出張所を作るべきです。手続をするために被災者が本庁まで出て行かなければならないというのは本末転倒です。

 次は、市からのアナウンス不足についての不満が多いように感じます。被災者生活再建支援法が県内全域に適用されるため、生活再建支援金(基礎として全壊で最低100万円、大規模半壊で最低50万円)が給付されます。

 しかし、いつ、どこで、どうやってもらえるのかは全く被災者に伝わっていません。総社市が独自に100万円を給付したこともあって、倉敷市はいったいいつお金を出すのかという質問が多いです。

 建設型の仮設住宅については、今日の新聞にも載っていましたが、市が県に対し200戸の建設を要望したとされています。本当に200戸だけでいいんでしょうか、圧倒的にマンパワーが足りないんじゃないですか。

 被災してからこのかたずっと家の片づけを一人でやってきたという80代の女性が、たまたま避難所に帰ってきていました。みなし住宅については、①戸数が少ないから抽選で漏れる可能性が高い、②9月中に入居ということであれば、夏休みが開けても仮設待ちで避難所生活となるが、小学生に迷惑をかけたくない。当たればいいのですが、確かなことは何もわかりません。(桐)

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