サンマの塩焼き論
9月7日(金)、おつかれさまです。
小松左京さんが「日本沈没」の執筆を始めたのが1964年だそうです。9年の歳月をかけて73年に出版されベストセラーになり、翌74年の正月映画として一大ブームを巻き起こしました。
小松さんの着想から50年を経過して、ひょっとすると本当にそんなことがあるんじゃないかと思ってしまうぐらい、大規模自然災害が相次ぐ今日この頃です。
ところで、みなさん、サンマの塩焼きはお好きですか?
8月30日に私にとって今季初物のサンマの塩焼きです。
こちらは、今日の夕食でいただいた今季2本目。
サンマのお刺身も大好きですが、塩焼きは大大大好きです。新鮮なサンマの苦い部分を白いご飯の上に乗せて食べるのは・・・・、うーん、至福です。
去年は歴史的な不漁で、資源が枯渇しているんだとか、これまで食べなかったアジアの国々が獲るようになったからだとか、いろいろ言われました。
今年は当初は不漁で高値でしたが、8月末に一匹150円ぐらいまで下がってきて、私としては今季何本いただけるか、大谷選手のホームラン数ぐらい食べたいなと思っていたところ、地震の影響でサンマが市場に出回らなくなる可能性が指摘されています。この季節サンマの水揚げがあるのは北海道だけらしいです。
日本列島は基本的に温暖で、四季折々の変化のある気候が豊かな自然を育み、そこに住む穏やかな日本人は島国という地理的特性も相まって固有の文化を築き上げてきました。
サンマの塩焼きも、私が愛する日本の文化の一つです。
小松左京さんが着想したように、日本列島が海水面下に没して日本人が難民として海外で暮らす日が来ないように・・・。もし自分が今、小学生だったら、地球物理学の研究者になって日本を地殻変動や異常気象から救うんだとか、そんな単純な夢を見ていることでしょう。
自分だったら単純にそんな夢を持つのですが、最近の子どもたちはどうだろう。もっと単純に夢を描いて一心不乱に追いかけてもいいのかなとそんな気がします。
今季、大谷選手のホームラン数が勝つか、私のサンマ数が勝つか。大谷選手は1日に2本打ったりするからたいへんです。(桐)
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