小田川付替え工事
2020年1月6日(月)、おつかれさまです。
司法書士法人備中サポートセンター倉敷事務所は、今日から仕事始めです。今年もよろしくお願いいたします。
年始あいさつで法務局本局と裁判所本庁を訪問したのですが、裁判所の荷物チェックには驚きました。手荷物チェックはもちろん、空港みたいに大型の金属探知機の中を歩かされるんですね。
私の日常の裁判所フィールドは倉敷と玉島なので、岡山本庁で始まったとは聞いていましたが他人事でした。今日初めて目撃してその仰々しさにびっくりしました。なんかね、何と言ったらいいのか、世知辛い世の中になったものです。
ところで、正月の2日に倉敷青陵高校32期生のプチ同窓会があって、○○君が毎日1万歩以上歩くようにしていると言っていました。私も体力不足と太り過ぎが問題だったので、3日からウォーキングを始めることにしました。
3日は、船穂橋の袂からスタートし、高梁川の東岸を倉敷大橋まで北上、橋を渡って西岸を船穂橋まで南下するコースです。
倉敷大橋の西岸では小田川合流地点の付替え工事が行われています。写真は工事現場の看板です。現在の合流地点は高梁川が大きく蛇行するその弧の外側で、高梁川が増水すると外側の流れが速くなるため、小田川の水が合流できずバックウォーター現象を引き起こすと以前から指摘されていました。
そこで、小田川の流れを柳井原貯水池を通して合流地点を南側に持ってくると、増水時にも合流しやすくなると言われていて、その工事が水害後に始まりました。計画は水害前に決まっていたのに、もう2年早く着手してくれていれば、真備町の被災はなかったかもしれません。
山陽自動車道の向こうに柳井原貯水池が広がり。その向こうに新幹線の架橋があります。この写真の部分全体が川になり奥から手前に流れ、足元を通って高梁川に合流する予定です。
普段は車で通り過ぎてしまうので、工事の様子などをじっくり見ることなどありませんが、ウォーキングをしていると見ているようで見えていないいろんな景色が見えてきますね。工事の進捗状況もつぶさに見ることができます。
被災から1年半が経過した現在、岡山県内ではまた2000世帯4970人の被災者が仮設住宅で暮らしています。この工事がもっと早く始まっていればと思うと・・・、今でも悲しくなります。(桐)
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