司法書士西山英三郎氏に感謝
2020年5月28日(木)、おつかれさまです。
高梁川日記には「今週の1冊」というカテゴリーがある。元来、読書は嫌いではないので、ブログを始めた頃は月に3~4冊は読めるだろうと思っていた。
ところが、現実はさにあらず。直近で終日仕事を休んだのは、3月22日「蒜山ログで海鮮バーベキュー」の日である。それ以来67日間連続で休みなく仕事をしている。
当然、読書をする暇がないので、このカテゴリーの記事は極めて少ない。直近の記事は2019年1月4日で、もう1年5か月も前である。
そんなブログ事情を察してというわけではなく、ネタ提供の意図も全くないとは思うのだが、尊敬すべき先輩司法書士より、本日一冊の本が事務所に届いた。
「成年後見人の事件簿」(司法書士西山英三郎著)。とにかく、軽くさっと読めて、ふわっとした暖かい気持ちになれる。
現実には四苦八苦し、ときには死ぬ思いで必死に仕事をしてきた著者の闘いの記録なのだが、それが豊かなの表現力のせいか、決して事件の重さを感じさせない。
おそらく著者は、被後見人がどのような方であろうと、その方の人生を否定せずにあるがままに受け入れているのであろう。いわば人生肯定のエピソード集と受け止めた。
高梁川日記への暖かいお手紙も同封されており、ありがたいことに、私も元気をいただいた。
今、ちょうどうちの女房が読んでいるが、明日は事務所の事務員たちに回し読みしてもらおうと思う。
文章には人を励ます力があるということを改めて教えていただきました。無理をされる御歳ではないと存じておりますが、なにより末永くご活躍いただきたいと、心よりお願い申し上げます。
ありがとうございました。(桐)
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