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2020年7月28日 (火)

死にたいと言っても

 2020年7月27日(月)、おつかれさまです。

 みなさま、四連休はいかがお過ごしだったでしょうか。私は、毎日ダラダラと中途半端に6~7時間ぐらい仕事をしていました。昼から出勤して19~20時頃に退勤するというペースでした。もう少しメリハリが必要ですね。ちょっと反省です。

20200727

 真備町の方から実家で生産されたピオーネをいただきました。最近はシャインマスカットに注目が集まっていますが、ピオーネも美味しいですよ。今年の初物です。

 さて、連休明け、今日の業務日誌です。

(1)午前中、被後見人Aさんを岡山の老健施設から倉敷の住宅型有料老人ホームへ移動し入所契約。3年半前、椅子を振り上げて施設の窓ガラスを割ろうとしたり、精神病院を脱走してコンビニで保護されたり、そんなことがあったとは想像もできないほど、Aさんは穏やかで優しい好々爺に変身していて、本日、和やかに有料老人ホームへ移られました。

 精神病院って好きではありませんが、合う人には合うんですね。本人の意思に反して無理やり医療保護入院させるときは、いつも躊躇します。でも、Aさんのように穏やかになって身体的にも健康が維持できている状態を見ると、あのとき無理をしてよかったと思います。

 Aさんは奥さんのことも自分の家のことももうすっかり忘れていましたが、本人にとってストレスがないのが一番です。ただ、移動、施設入所契約、訪問医との契約、全部ひっくるめて4時間半もかかるのは、さすがにたいへんです。効率を重視しないと経営者としては従業員に給料が払えません。これは大事なことです。

(2)上記(1)の契約中に某老健施設から電話がかかってきたので、立ち寄って被保佐人Bさんの転所の相談。この老健はきっちり3か月しか置いてくれません。お金がある人なら入所施設で悩まないのですが、Bさんの年金収入で入れる施設は、ほんのわずかしかありません。生活保護の最低生活費の基準をもう少し上げていただければありがたいのですが・・・、今の政権は残念なことに逆方向です。

(3)午後は、昼食をとる暇もなく再び岡山へ。某住宅型有料老人ホームで被後見人Cさんのケア会議。この方は私と同い年です。認知症ではありません。希死念慮の強い精神疾患で、いつも死にたいと嘆いています。

 ALSで「安楽死」を望んで殺された京都の女性の事件を思うに、いくら本人が死にたいと言葉にしていても、それを手伝おうという気にはなれません。今日のケア会議では、車いすから立ち上がって歩行訓練をすることになりました。本人は相変わらず死にたいと言っていますが、でもリハビリをしようと思うときも、確かにあるんです。

 今日一番言いたいことは、ここです。依頼者が死を望んでいるから殺す。いったい、お前は何様だ、神のつもりなのか、と。

 浅すぎるんです。あまりにも薄っぺらい。依頼者の苦しさが本当にわかっているのかと。

 こうした事務をこなしながら、移動中にかかってくる携帯電話に対応して、被後見人Dさんの退院と入所、被保佐人Eさんの退院と施設復帰の段取り。17時過ぎに事務所に戻ってからは、事務員のメモにしたがって電話の折り返し。それが全部終わると21時。

 おつかれさまでした。(桐)

 

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