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2020年8月 2日 (日)

今週の気になるニュース

 2020年8月2日(日)、おつかれさまです。

 テレビはコロナ関係のニュースが大半ですが、それ以外の今週注目したニュースを集めてみました。

(1) 長野県安曇市の特養で2013年、当時85歳の入居者がおやつのドーナツを食べた後に死亡した事件で、一審長野地裁松本支部は准看護師を業務上過失致死罪で罰金20万の判決を出していましたが、28日控訴審の東京高裁は逆転無罪を言い渡しました。

 「女性の間食がゼリー系のものに変更されていたことは介護資料にしか掲載されていなかった。一審判決は、被告は勤務のたびに各チームについて申し送り、利用者チェック表をさかのぼって確認する義務があり、義務を履行していれば変更を知り得たとした。しかし、申し送り、利用者チェック表は介護資料で、その記載が日勤の看護師に対する引き継ぎのためのものであったとは認められない。一審判決には飛躍があり、被告が事前に介護資料を確認して間食の変更を把握していなかったことが職務上の義務に反するものであったとは言えない。」

 「窒息の危険性が否定しきれないからといって、食品の提供が禁じられるものではない。間食を含めて食事は人の健康や身体活動の維持だけでなく、精神的な満足感や安らぎを得るために有用かつ重要。その人の身体的リスクなどに応じて、さまざまな食物を摂取することは必要だ。食品の提供は、手術や医薬品の投与などの医療行為とは大きく異なる。」

 後半がこの判決の肝で、前半は無罪の結論を導くために必要だったのだと思います。被告が看護師ではなく介護士であったらどうかという疑問は残りますが、とにかく事故を恐れておやつ自体を廃止したり、ゼリーやペースト状のものしか与えないということがないようにお願いしたいものです。

(2) 29日、「黒い雨」訴訟で広島地裁は、原告84人の請求を全面的に認め、全員を被爆者と認定し手帳の交付を命じました。

 原爆投下から75年もかかるとは・・・・。「原爆が原因だということはみんなわかっていた。でもそのことを話せば差別されるから黙っていた」。黒い雨の降雨域は、国が定める特例区域の5~6倍であるという広島県や広島市の調査があります。

 国は控訴すべきではありません。

(3) 29日、大阪府警は、給与を担保に高額な手数料で現金を貸し付ける新手のヤミ金4人を、貸金業法違反(無登録営業)の疑いで逮捕しました。

 給与ファクタリングと呼ばれる手法で、3月上旬から6月下旬の間に、全国約2,800人から約1億1,800万円を集金していたようです。金利は年630~1620%になると見られています。

(4) 東近江市の湖東記念病院で患者を死亡させたとして殺人罪で懲役12年の刑を受け、服役し、再審で無罪が確定した元看護助手が補償金約5990万円の請求するそうです。

 実際に身体拘束された日数は逮捕から約13年で4,800日。刑事補償法では国が1日当たり最大12,500円を交付すると規定しているそうです。

 これが1日当たりの賃金なら悪くないとは思いますが、自由を奪われ、青春を奪われ、人殺しの汚名を着せられ、家族ともども壮絶な苦しみを受けた、その対価としてはあまりにも・・・・。(桐)

 

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