初の高裁判断は適法(生活保護引下げ取消訴訟)
2023年4月14日(金)、おつかれさまです。激しい雨が降っていますね。
今日の岡山県の新規感染者数は82人、東京都1,215人、大阪府558人、神奈川県553人、北海道483人、埼玉県423人、全国では8,420人でした。
さて、生活保護基準額の引下げ訴訟は本日大阪高裁で、初の2審判断が出されました。判決は、基準の引下げは厚生労働大臣の裁量権の範囲を逸脱しておらず適法であり、取消しを命じた一審の大阪地裁判決を取り消す一審原告の逆転敗訴でした。
ネットのニュースでしか見ていないので、判決の詳細はわかりませんが、いつも不思議に思うことがあります。生活保護の問題を巡っては、ネットニュースに寄せられるコメントに政治的なものが多いです。
国民全体のセーフティネットとして機能する生活保護の問題に、なぜ政治的スタンスが問題となるのか理解できません。右とか左とか、保守とかリベラルとか、そういうことは関係なく、単純に2013年の基準の引下げ(歪み調整にデフレ調整を掛け合わせた方式)が適法であったかどうかが問題なのですが。(桐)
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