トランプ・マスク対談に思う
2024年8月13日(火)、おつかかれさまです。
今日も朝から晩まで休む暇なし。役所や病院は普通にやっているし、盆休みの人は相続の相談を持ち込んでくるし、施設や介護関係者からはバンバンかかってくるし、事務員さんはお休みでいないし・・・
さて、どうでもいい話かもしれませんが、このニュースが気になりました。
トランプ前大統領とイーロン・マスク氏のX上での対談です。
時事通信によれば、マスク氏が原発支持なのに対してトランプ氏は否定的だそうです。トランプ氏は福島第一原発の事故を念頭に「約3000年、農作業ができないと言われている」と発言しました。
約3000年も農業ができないなんて、誰が言ったんでしょうね。誰も言ってませんよね。
こういうのは、まず自分の考えがあって、その考えの正当性を示すために周囲の事実を捻じ曲げたり、誰も言っていないのに「言われている」とか言って、嘘を事実のように見せていく手法ですね。
この種の人たちにとって、事実か嘘かは全く問題ではなく、どう言えば事実のように見せることができるかが大事なんだと思います。
マスク氏は、「原発は最も安全な発電方法の一つだ」、広島と長崎に原爆が投下されたものの「完全な都市に復活している」と語り、原子力は「考えられているほど恐ろしいものではない」と持論を述べたそうです。
広島と長崎の復興を原子力が安全であることの根拠とするのは、あまりにも無理があると思いません? 科学的な根拠をもって安全性を主張するのならまだわかりますよ。
復興できるから安全だなんて、ヒバクシャや福島を離れた被災者はどう思うでしょうね。
これがいやしくもアメリカの大統領であった方と、世界有数の実業家の公の場での会話とは、ちょっと信じられません。(桐)
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