納骨日和
2024年9月8日(日)、本日2本目の投稿です。
とってもいい天気ですね。
昨年7月に亡くなったお洒落なOさん。「私が死んだら、遺骨は旦那のところへ持って行ってな、高野山やで。」と頼まれていました。
高野山のどこか探すのに苦労したけど、分骨は高野山奥の院へ。そしてご本体は倉敷の霊園へ。どうか、これで勘弁してください。
昨年9月に亡くなった被後見人Sさん。後見人就任直後にコロナ禍で面会禁止が続き、面会可能になってからお会いしてもほとんど何もわからない状態でした。県外のご兄弟が遺骨を引き取れなかったので、この霊園へ。
昨年9月に亡くなった被後見人Kさん。虐待の被害者で、行政が主導して計画的に保護しました。息子が仕事に行っている間に内緒で施設に入所させた、といっても、立場を変えて見れば拉致事件であり、実行犯は私です。
今日は、霊園での合同納骨法要です。大勢のご親族が来られていました。3人の遺骨を骨壺から出して晒の布で包み、合同墓地に納骨させていただきました。
当時加害者とされた息子さんも、最初こそ母親を連れ戻そうとしましたが、しだいに落ち着き、母親と別れて自分が助かったと思うようになったそうです。そうでしょうね、認知症の要介護者と2人で暮らすのはたいへんですから。
今日の納骨法要には、その息子さんも来てくれて、ご自身の手で母親の遺骨を納められました。また、彼から、別のご親族の介護について、行政を頼るようにアドバイスしているが、それでいいかと相談されました。
いや、よかったです。拉致するときは訴えられるかもしれないと覚悟したのですが、こういう結末になると、自分の行為を正当化できますから、よかったです。
3人ともいろいろありましたが、亡くなってしまえばそれまでです。どうぞ、安らかにお眠りください。(桐)
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