保守はリニューアルされていない
2024年9月9日(月)、おつかれさまです。
2日間もチェックにチェックを重ねたつもりの仕事で、とんでもない見落としがありました。ショックです。
しょげていても仕方ないので明日リカバリーすることにして、今日は単なる雑談でお茶を濁そうと思います。政治の雑談です。
高市さんの立候補表明の記者会見をニュースで見ていて、日本の保守って本当に古いんだなと思いました。あくまで個人の感想ですから気にしないでください。
「何よりも経済成長が必要」「経済成長をあくまでもどこまでも追い求める」「日本をもう一度、世界のてっぺんに押し上げる。できるに決まっている」。
これは高度経済成長時代をもう一度ってことでしょうか。少子高齢化、いや超高齢化の時代に、どうやって? どうやったらできる? そこが聞きたいのに・・・・
自衛隊については「憲法改正し、自衛隊に揺るぎない位置づけを」、非核三原則に関しては「アメリカの核抑止の下にあるのであれば、持ち込ませずという部分についてはしっかりと議論しなければいけない」。
そうですか。でも、憲法改正しなくても国民のほとんどは自衛隊を認めているし、非核三原則が守られているなんて思っている人は極めてレアなのでは? おっしゃっているのは多くの人が認めている現状を、再確認するだけのような気がします。
一方で新しいもの、たとえば選択的夫婦別姓制度については、否定的。
中曽根さんが日本列島を「不沈空母」にすると言った1980年代を懐かしむような話だと思いました。40年以上経っても日本の保守はリニューアルされていないという印象です。
経済力が一番というのなら、まず目前の物価高をどうするか。待ったなしの少子高齢化対策についてはどういうビジョンを持っているのか。そういう地に足がついた議論を聞きたいのですが、誰も語ってくれません。
政治家が右か左かのスタンスをアピールするだけの議論を国民は望んでいません。目の前の生活という喫緊の課題と将来の不安に対する解決案を提示してほしいのだと思います。
保守は全然新しくなっていない。そういう印象を持ちました。残念です。(桐)
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