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2025年2月 4日 (火)

救急外来の待合から

 2025年2月4日(火)、おつかれさまです。

 最強寒気団の襲来で倉敷市内でも雪がちらつきました。外回りはかなり寒いです。

 さて、業務日誌です。今日のメインの予定は2つ。

(1)保佐開始審判が確定した認知症高齢者の件で銀行回り、保佐人としての財産管理と夫の相続がセットの案件です。

(2)父親の相続と兄弟の後見開始申立てがセットになった相談。相談者は東京から来所されました。

 高齢者が亡くなり、子が障害者、あるいは妻が認知症。そんな事案がとても多いです。

 あとは事務所で遅滞案件を解消すべくがんばる予定でしたが、残念ながら、16時から某病院の救急外来にいます。20時を回って入院が決まりましたが、病棟に上がるまでまだ2~3時間かかるでしょう。日付が変わるまでには家に帰りたいものです。

 しかし、今回はちょっとショックです。血圧が51しかないなんて。血圧測定器では測れませんでした。心筋梗塞もしくはたこつぼ心筋症の疑いだそうで、体力の低下のため積極的な治療は望めず、緩和療法だそうです。

 今日、主治医のクリニックから「(成年後見申立用の)診断書を送りました」と電話がかかってきたところです。私が家裁から権限を付与されるのが先か、命が尽きるのが先か、微妙かもしれません。

 ご本人は、まだ75歳です。私はこの方のお兄さんの後見人で、お付き合いは7年になります。入所施設からかかってきた電話に「救急搬送してください」と頼んだら、ご本人が「桐さんが来るまで待つ」と言ったそうです。

 そこまで頼ってくれなくてもいいんですが・・・祈るしかないですよね。回復を信じて待つしかありません。後見開始申立前ですが、長い付き合いなので思いもあります。

 すでに21時を過ぎて、病院の待合からブログの更新です。(桐)

 

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