墓に入りたい? 入りたくない?
2025年3月30日(日)、おつかれさまです。
ミャンマーの大地震の死者数は1600人を超えるとか。正月や法事で時々お願いしていた仕出し屋さんで修行していた若者が軍事政権から逃れてきたミャンマーの方でした。さぞかし家族が心配でしょう。ご無事を祈ることしかできません。
さて、今日は雑談です。県外の息子が帰ってきているので、家族で桐家の墓参りに行きました。
桐家の墓は一般的なよくある先祖墓一基です。墓の下には、じいちゃん、ばあちゃん、親父の骨が入っていて、その横には立派な石の戒名板が並んでいます。私が死んだら、あの戒名板にあの世での名前が刻まれることになるでしょう。
でも、後見業務をやっていて何十人もの遺骨を拾ってきて、つくづく最近思うのですが、骨壺に入れられて墓の下という湿っぽくて暗い空間に閉じ込められたくはないのです。
そもそも死者の魂っていったいどうなるんでしょうね。死んだことがないのでわからないのですが、位牌には魂が宿っているとか言うし、黄泉の国に行くというのが定説なような気もするし。
少なくとも遺骨に魂が残っているとは誰も言わないでしょう。でも、たとえ魂のない抜け殻であったとしても、自分の骨があの暗いジメジメした空間に閉じ込められるのはいやなのです。
婿養子をもらった長女の長男ですから、この墓に入るのはしかたないのかなと思いながら、でもやっぱり散骨の方がいいな、海に撒いて魚に食べてほしいなと。土壌改良のために畑に撒いてもらってもいいですけど。
南海トラフ大地震を予想して高知県から単身移住してきた方から、財産管理と死後事務の相談を受けています。この方は収骨をしてほしくないと言います。葬儀もお墓もいらないと。お線香の臭いは大の苦手だそうです。
それが自然かもしれません。でも、実は私は合祀もいやなんですよ。他の人といっしょになるのは・・・。まあ、死んだらそんなことはわかんないでしょうけど。ん? わかるのかなあ? (桐)
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