名古屋高裁も違憲
2025年3月8日(土)、おつかれさまです。
名古屋高裁は、同性婚を認めない現行の民法及び戸籍法の規定について、違憲としました。法の下の平等(14条1項)と個人の尊厳と両性の本質的平等(24条2項)に反するとの判断です。
全国で6件の訴訟が係属していますが、山陽新聞がこれまでの判決をわかりやすい表にまとめているので、転載させていただきます。
これをみると、高裁レベルになると、合憲とした地裁判断がことごとく覆っているのがよくわかります。
今回の名古屋高裁判決は、同性カップルが養育する子どもの医療など自治体のパートナーシップ制度では解消できない不利益があるとし、民法の規定にある「夫婦」の文言を「婚姻の当事者」と変更するなど、具体案に言及しているとのことです。(桐)
高梁川日記の関連記事は、
2024年10月31日 同性婚禁止は憲法14条1項と24条2項に違反(東京高裁)
2023年6月1日 同性婚を認めないのは憲法違反 名古屋地裁
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