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2025年4月29日 (火)

朝刊から

 2025年4月29日(火)、おつかれさまです。みなさん、知ってました? 

 今日は「昭和の日」だそうです。いつから「昭和の日」なのか、全く記憶にありません。昔は「天皇誕生日」で、「みどりの日」に変わって、今は「昭和の日」らしいです。祝う内容がコロコロ変わるのもどうかなあ、要するに休みが増えればなんでもいいってことなのでしょう。

 それはともかく、GWに出勤のみなさま、本当におつかれさまです。私も仕事が溜まっていて、今日は裁判所提出書類の作成を3件ぐらいエイヤってやっつけたかったのですが、1件しかできませんでした。また積み残しです。残念!

 そんなストレスが溜まっている状態では、とても業務ネタを書く気にはなれないので、今日は新聞ネタの紹介で失礼します。

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 28日の朝刊トップ記事は「5歳児検診普及支援強化 発達障害早期発見」。1歳半と3歳児、小学校入学の半年前の「就学時健診」の3つは自治体の義務とされているのに対して、入学1年以上前の5歳児健診は任意とされていて、2023年度に実施した自治体は14%だそうです。

 我が家の医療従事者曰く、「3歳児では発達障害かどうかわからないケースが多い。『うちの子しゃべらないんです』とお母さんが不安そうに言って、医師も判断がつかず『大丈夫ですよ。そのうちしゃべるようになると思いますよ』って言ってしまう。」のだとか。現場の声です。

 障害があるかどうかの見極めは5歳児ぐらいの時期がよく、その時点でわかって療育につなげることができれば、コミュニケーション能力を向上させるトレーニングすることも可能になるのだそうです。現場の保健師さんたちはみんな思っているけど、人手不足で体制がとれないらしい。

 文科省の2022年の調査では、公立小学校の通常学級に通う生徒の推定10.4%に何らかの発達障害があるのだとか。すごい数ですよ。

 電話を使えない、歯医者には行けない、トイレをごみ箱代わりにする、下着を1か月以上替えない、ストレスが溜まると家を壊す・・・いろんな人を知っていますが、就学前に適切な療育を受けていればと思うことはあります。

 政府には、5歳児健診を全自治体で実施できるように支援してもらいたいものです。

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 今日の朝刊はこちら。これはいけません。日本は法治国家ですから、人治国家ではないんですから、役所の上に立つ人間の判断で年金支給が認められたり、認められなかったり、それはいけません。明文化された同一の基準によって運用されるべきです。

 この記事も、私としては後見業務の関係で他人事ではありません。ひと昔前の生活保護申請の窓口のような対応ですね。(桐)

 

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