銃が出てきたら警察へ
2025年4月30日(水)、おつかれさまです。早いもので4月も今日で終わりです。
今日は朝から空が青くて、日中は初夏を思わせる暑さになりました。偏西風の蛇行の影響で昨日は北海道で大雪が降ったようですが、地球の気候変動はのっぴきならぬところまで来ているようです。
さて、話は変わって業務日誌です。銃刀法(正式には「銃砲刀剣類所持等取締法」)という法律があります。
(発見及び拾得の届出)第23条 銃砲又は刀剣類を発見し、又は拾得した者は、すみやかにその旨をもよりの警察署に届け出なければならない。
どうやら銃を発見したら警察に届け出る義務があるようです。
以前に、清掃業者さんに空き家の片付けをお願いしたら、日本刀が出てきたことがありました。このときは業者さんが発見者として警察に届け出をしてくれました。
今回は、錆びついたかなり古い銃で、長さはライフル銃ぐらい。私が管理する被後見人のお宅で発見されたので、いったん事務所に持ち帰って、管轄の警察署に持って行こうとしたら、「持ってくるな」と。
刑事2課の刑事さん3人が当事務所まで来られて、「指紋がついてはいけない」と手袋をはめて受けとって、「専門部署に回して、結果がわかりしだい後ほど連絡する」と帰られました。
そして、生活安全課から電話があって、「専門部署で鑑定したところ違法なものではなかった」とかで、警察で処分するのでそれに同意する書類を書きに来てほしいと。
行って話を聞いてみると、空気銃だったようです。確かに口径が小さかったので本物ではないかもとは思っていました。建物自体が大正時代の建築なので、戦時中に軍事教練とかに使われていたのかなとも。
でも、ずっしりと重かったですよ。これが真正な銃砲だと手続がけっこうたいへんらしいです。まあ、鉄砲を発見したら警察に届け出ること、そういう義務があるようです。勝手に持ち運んでもいけないみたいですよ。(桐)
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