大石寺への旅
2025年4月26日(土)、おつかれさまです。
「死後事務委任契約」というものがありまして、17年間付き合ってきたFさんから亡くなった後の片付けとか法要とか、死後のあらゆる事務を契約書の形にして受任しておりました。その事務の一つで、静岡県富士市、富士宮市に行ってきました。
乗り継ぎも含めて4時間ほどで着いた新富士駅です。岡山県に住んでいると、岡山駅にしても新倉敷駅にしても在来線の駅と新幹線が乗り入れているので、新幹線だけの駅というのはピンときません。
目的地は富士宮市にある日蓮正宗総本山大石寺。生前に永代納骨堂の申し込みをしていたFさんの遺骨を届けることが目的で、骨壺を抱えて新富士駅からの移動はレンタカーです。
仕事の旅とはいえ、はるばる来たからには、昼食は地元の美味しい物をいただきたい。しかし、幹線道路沿いには、かつや、くら寿司、大阪王将、丸源ラーメン・・・違う違う、地元でしか食べられないはないのか。
当然、ターゲットは富士宮焼きそばですが、ネットでヒットする地元有名店は全部かなりの行列という情報。やむなく、途中で立ち寄ったのが、こちら「お食事処おおいし」さん。写真はアジフライ定食950円。この値段でこの量はありがたい。
別に「富士宮ならではの味」ではありませんが、この店にしてよかったと思います。味も量も値段も大満足です。美味しゅうございました。
さて、初めて訪れました。大石寺の三門です。でかい!とにかくでかい!そして敷地がメチャクチャ広い。
三門をくぐって両側に僧房が続く石畳は風情があります。両サイドの木は桜ですが、桜咲く季節であれば圧倒的な景色であったろうと想像してしまいます。富士山の伏流水でしょうか、流れる水の音も風情を掻き立てます。
遺骨を預けた後は、近くの末寺下の坊の藤棚を見学しました。藤の香りがとてもよくて、なるほど鬼はこの香りを嫌うのかと、無限城での最終決戦に向けて、私の気持ちも昂ったしだいです(笑)
先日の高知旅行もそうですが、たまにこういう仕事は気分転換になってありがたいです。ただ、知らない道をレンタカーで走るのは、けっこう疲れますね。無事に帰れてよかったです。お疲れさまでした。
そうそう、本当は富士山を近くで見たかったのですが、あいにくの曇天で全く見えませんでした。それだけは残念。(桐)
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