成年後見

2020年7月29日 (水)

銀行によって異なる後見実務

 2020年7月29日(水)、おつかれさまです。

 今日の昼過ぎの雷雨はすごかったですね。車のワイパーを最速にしても前が見えなくて、スピードを落として運転しました。2年前の7月5日、6日の豪雨を思い出しました。

 さて、今日は銀行の実務についてです。

 最近、他県在住の方の後見人に就任しました。本人の親族の関係で、岡山県内の病院に本人の身柄を移動して、後見人を引き受けることになったのですが、従来の取引先銀行は岡山県人にはなじみのない複数の地方銀行です。

 ところ変われば、銀行実務も変わるものですね。

 K銀行は、後見人等を登録すると、従来の通帳はまだ途中であっても繰越済みにして、新しい通帳を発行するようです。こういう扱いについては、岡山県内の金融機関ではまだ出会ったことがありません。

 また、K銀行は口座名義を「成年被後見人〇〇成年後見人××」に変更します。ですから、払出しを含めあらゆる取引の際に、書類に「成年被後見人〇〇成年後見人××」と記載しなければなりません。うーん、字数が多い!

 この点で、私の知る限り一番合理的なのは地元のC銀行です。口座名義は「〇〇後見人××」に変更します。「成年」の二文字も不要です。払出伝票に記載する文字が少なくて済みます。

 C銀行も、最初のうちは支店によって「〇〇成年後見人××」としたり「〇〇後見人××」としたり、対応がバラバラでしたが、その後「〇〇後見人××」に統一されました。

 ましてや、「成年被後見人」なんて文言は全く必要がないと思うのですが、いかがでしょう。

 さらに、S銀行には共通印鑑票がないというので驚きました。被後見人は、S銀行に複数の普通預金口座と定期預金証書を持っていたのですが、すべての口座に成年後見の届出書と個別印鑑票を記載して提出しなければいけませんでした。

 同じ書類を4組も書かせるなんて・・・、私の右手への拷問です。コピーじゃダメなの?って思いますよね。一刻も早く共通印鑑票にしてもらいたい。正直なところです。共通印鑑票がないという問題は、成年後見の事務に関係するだけではありませんから、早期に改善されたほうがいいのではないでしょうか。(桐)

 

 

 

 

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2020年7月18日 (土)

後見人ではなくて代理人

 2020年7月18日(土)、2本目の記事です。

 昨日、広島県との県境に住む依頼者の買い物に同行している間に、2人の依頼者(1人は被後見人、1人は財産管理等委任契約委任者)が救急搬送されたと連絡がありました。

 病院でも施設でも金融機関でも必ず「後見人さんですか?」と聞かれます。「財産管理等委任契約受任者です」と答えても相手が困るだろうと思うので、「後見人ではない任意の代理人です」と答えるようにしています。

 この方の件で、久々に玉島の某救急病院に行って入院手続きをしたのですが、ロビーで入院誓約書に記入している間に、ナースステーションの看護師さんたちのカンファレンスの声が聞こえてきました。

 「本人は判断能力が十分ですので、成年後見人はついていません。司法書士さんが公正証書で契約をして本人の代理人としてお世話をしています。連絡先は代理人の司法書士さんですが、自分で判断できる能力があるので本人の意思を確認しながら医療をしてほしいとのことです」と看護師さんの間で意思統一していました。

 思わず書類を書く手を止めて聞き耳を立ててしまいましたが、ちょっと感激でした。現場の看護師さんがこういう理解をしてくれるところって少ないと思います。前の病院で、院長先生と話をした内容が、この病院にちゃんと伝達されているようです。

 この病院もそして前にお世話なった病院もそうですが、このようなところに神経を使ってくださる病院は高く評価されるべきです。感謝!

 昨日は、遠方から帰ってきて訪問予定を入れていた市役所と支所を17時までに回り、2つの病院で入院契約を済ませると時計はすでに20時。それから事務所にもどって事務員からの伝言をチェック。

 自分の業務日誌をつけるのは明日に回して、パソコンを落として・・・。あ~疲れたあ、昼食をとる暇もなく12時間動き続けると、この年齢ではさすがにきつい。体力がほしい。どっかに体力を売ってませんか~。安いほうがいいです。(桐)

 

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見守り契約から任意後見契約発効へ

 2020年7月18日(土)、おつかれさまです。雨が上がって暑くなりました。雨も嫌いですが、暑いものも苦手です。

 ブログの毎夜更新を日課としてきたのですが、昨晩はやらかしてしまいました。ノートパソコンを起動してココログの管理ページを開いて記事を書こうとしたところまでは覚えているのですが、気が付くと朝の8時。ほんと、おつかれさまです。

 ということで、1日遅れての業務日誌です。

 昨日は、任意後見契約の委託者Aさんの訪問日。ヘルパーが来たときに缶コーヒーでも出したいからと、箱買いするために折りたたみ式キャリーカートを用意しておられました。

 私はいつも病院やスーパーまでお連れするだけで、基本、受診も買い物も自分でしていただくのですが、この日、ご本人がスーパーで購入されたのは発泡酒1箱。

 レジを終えたところで、私が「コーヒーはどうしますか?」と尋ねると、「そうや、コーヒーを買うんやった!」。

 そして、缶コーヒーを箱買いした後、私がビールは飲むのかと尋ねると、「飲まん、どっちかというとウィスキーの水割りやねん」。

 見守り契約から任意後見契約発効というステージ切替の入口にいることは間違いありません。ただ、切り出し方が難しいし、正直、まだちょっと早いんじゃないかという気もします。

 現段階では、もう少しこの状態でお付き合いをしていこうと考えていますが、任意後見監督人選任申立ての判断基準についてご意見をお持ちの方は情報提供いただけるとありがたいです。(桐)

 

 

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2020年6月26日 (金)

選任前業務が大事

 2020年6月26日(金)、おつかれさまです。

 今日は疲れたあ、ほんまに疲れたあ・・・・・。

 現在、保佐開始手続中で審判待ちのAさん。3月にいろいろあって医療保護入院。薬の調整が落ち着いて、入所施設を探して、そして本日退院、住宅型有料老人ホームに入所。

 介護付き有料老人ホームではなく住宅型なので、入所契約に加えて、デイサービス(通所介護)及びヘルパー(訪問介護)と契約。さらにベッドや歩行器など福祉用具のレンタル業者とも契約。契約の数は4本。

 契約の何がたいへんかって、そりゃ契約ごとに、契約書と重要事項説明書と個人情報取扱同意書等々・・・何枚もの書類に住所氏名を記載し押印しなければいけないこと。腕がちぎれそうになるぐらいの苦行です。複写式にしてほしい。

 ご本人を同行して銀行へ。入院中に居住用アパートを片付けた際に発見した印鑑がたまたま通帳印だったのでラッキーでした。ご本人を銀行窓口へ同行し、全額払出し。

 そのお金を預かって、病院に戻って入院費を支払い、不動産屋に行って滞納家賃を支払い、スーパーやホームセンターで、布団や日用品をそろえて、全財産はあと残り数万円。

 たまりかねて、家庭裁判所に電話して「大急ぎで審判出してください。生活保護の申請をしないといけないので」と訴える。

 いつも書いていることだが、後見人等に就任する前に、どんだけ仕事をさせられることか。ようやく後見等が開始するときには、安定期に入っていることが多い。

 「選任前業務」こそ、後見業務で最も大切であろうと思う次第です。入所施設も、各事業所も、全部保佐人に就任することが担保されているから受け入れてくれます。

 医療保護入院前から関わっているこの件では、せめて生活保護申請だけは保佐人として申請したい。審判を早くお願いいたします。(桐)

 

 

 

 

 

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2020年6月16日 (火)

任意後見の発効の時期

 2020年6月16日(火)、おつかれさまです。もう齢です。この蒸し暑さに耐えられません。

 さて、今日は、午前中に遺産整理(遺産承継)業務で金融機関を回り、預金の解約払出し、共同相続人への代償金送金等々の事務をいくつかして、午後から岡山県と広島県の県境に住む依頼者Aさんのお宅へ。

 Aさんの住むところは、写真のような田園風景が広がっています。県南は今ちょうど田植えシーズンです。

20200616

 2か月に1回、Aさんに会いに行く作業をもう9年続けています。任意後見契約の委任者です。定期的に面談してご本人の意思能力が不十分になった時点で、後見監督人選任申立てをすることを予定しています。

 最近、Aさんの周辺から認知症ではないかと危惧する声が届きます。

 ベランダで転倒して動けなくなっていたが、翌日には忘れていた。読書好きで移動図書館に書籍を注文するが、同じ本を何度も注文する。朝ご飯を食べていないのに、ヘルパーには食べたと伝える。飲酒量が増えて昼間から飲んでいる、等々。

 ご本人もある程度の自覚があるようで、今日はいろいろ聞かれました。「認知症というのはどういう症状なんや?」「最近どうも物忘れがひどくてな」「認知症を判断するのはどうやるんや?」。

 長谷川式認知症スケールの説明をすると、ご本人も心当たりがあるようで、「アホなことばっかり聞くんやろ」。

 そう言われてこの記事(2013年5月24日)の方を思い出しました。医師から4本足の動物を聞かれて、「ニワトリ、アヒル・・・」とわざと答えた方です。共通点はプライドが高いというところでしょうか。

 Aさんはけっこうなインテリです。公証役場で遺言を作成するとき、待ち時間に机上の六法をめくりながら「遺留分って民法のどの辺やった?」と聞き、公証人をして「遺言を作りに来た方で自分で条文を確認しようとした方は初めてです。」と言わしめました。

 医者に行ってみますか?と聞きましたが、返事は返ってきませんでした。感じていても認めることはできないのかもしれません。

 どういうタイミングで、どういうふうに切り出すのが正解なのでしょう。私はいろんな意味で任意後見制度は欠陥だらけだと言い続けてきましたが、本人の意思を尊重した制度であるように見えながら、実際には運用が極めて難しいと思っています。

 プライドが高く、自分に自信を持っていて、自分で成年後見制度や死後事務委任契約などを本で調べて依頼して来られた方です。死亡後も、棺桶に入れる物まで細かく指示されています。

 最近はないですが、契約当初は意見が合わないと、「いつでも解任するでえ」と言われて怒られたものです。

 自分の意思によって任意後見制度を選択されたにもかかわらず、自分の判断能力が衰えていることを認めようとしなければ、せっかく自分で選んだ任意後見制度を使わないままになるかもしれません。

 どういうタイミングでどういうふうに切り出せば、プライドを傷つけず、スムーズに進めることができるのか。本当に難しいと思う今日この頃です。(桐)

 

 

 

 

 

 

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2020年5月31日 (日)

家でもなく、施設でもなく

 2020年5月31日(日)、おつかれさまです。

 夕方スーパーで買い物をしていると、某施設の管理者から電話があり、被後見人Aさんの状態を報告され、私は救急搬送を要請しました。

 夕食を終えた頃、救急病院の医師から私に電話があり、容態が安定したとのこと。よかった~。

 昨年8月から4月まで、9か月で10人の葬儀を挙げました。不思議と月末になると誰かが亡くなります。でも、今月は亡くなる方がいなくて、ほんとによかった。ちょっとヒヤッとしましたが。

 ところで、今日は、被後見人Bさんを同行して、新見市と真庭市と高梁市の境にある山間の集落に行ってきました。

 一緒に行くのは3回目です。道路脇から野ウサギが飛び出して、数十メートルの間、道案内をしてくれました。

20200531

 もうすっかり田植えは終わっていました。少しでも平らな土地があれば、田を起こして稲を植える。人間の営みとはすごいものです。そこには生産効率だけで片付けてはいけない、大事な物があるような気がします。

 さて、Bさんは独居でまだ60代、この山間の集落にて車内で意識を失い、倉敷の病院に救急搬送され、病院からの依頼で私が後見人になりました。

 命を取り留め、脳機能障害は一部残りましたが、会話する能力と運動能力は十分回復しています。退院後は倉敷市内の高齢者施設に入所しましたが、彼にとっては「刑務所のような」生活でした。

 周囲は認知症の老人ばかり。タバコも吸えない、酒も飲めない。散歩も買い物も自由にできない。栄養価を計算したちゃんとした食事よりも、カップラーメンやレトルトのカレーの方が彼は好きなのです。

 他の入所者とは喧嘩するし、首を吊って死んでやると大騒ぎするし・・・、3日前は、帰れないのなら私を殺して自分も死んでやると息巻いておられました。施設はイヤ、家に帰りたい。確かに、それはわからないわけでもない。

 今日、改めてBさんを廃墟と化した家に連れて行き、電気は開通させたものの、水道管が破裂している現状を確認し、ようやく方針を決めました。

 家でもなく、施設でもなく、第三の道を探ります。明日こそはうまく行きますように。どうすべきか迷いながら、片道65キロの道を何往復もしていた私ですが、それも明日で最後にしたいものです。(桐)

 

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2020年5月25日 (月)

特別定額給付金と成年後見

 2020年5月25日(月)、おつかれさまです。

 同業者から赤ワインとお菓子をいただきました。いつもお心遣いありがとうございます。

20200525

 さて、成年後見等の受任件数が多いもので、「特別定額給付金」の手続でバタバタしています。

 総務省自治行政局地域政策課特別定額給付金室から全国の都道府県・指定都市・中核市の特別定額給付金担当課に向けて、令和2年5月2日付事務連絡「特別定額給付金事業における成年後見人等による申請・需給の代理に関するQ&Aについて」という文書が発出されています。

 Q&AといってもQが3問しかありません。

問1 申請・受給対象者本人(以下単に「本人」という。)が成年被後見人である場合に、本人の代理人として成年後見人が申請するときは、委任状の提出が必要か?

(答)当該代理人が、成年後見登記制度に基づく登記事項証明書(の写し)により成年後見人と確認できる場合は、委任状の提出は不要。

 こんなこと今さら聞く市町村の担当者っていますかね? 法定代理人ですからね。委任状を提出するのは委任代理人です。

 注目したいのは「登記事項証明書(の写し)」とあるってことは、コピーでもいいってことですから。郵送申請のときに原本が添付されていないなんて言わないでほしいものです。ちなみに写しに原本証明が必要だとはありません。

問2 本人が被保佐人又は被補助人である場合に、本人の代理人として保佐人又は補助人が申請するときは、委任状の提出は必要か。

(答)当該代理人が、成年後見登記制度に基づき登記事項証明書(の写し)により保佐人又は補助人と確認でき、かつ、公的給付の受領に関する代理権が付与されていることが代理権目録(の写し)により確認できる場合は、委任状の提出は不要。保佐・補助開始の申立てに関し裁判所が示している最新の書式においては、代理権の一項目として「臨時給付金その他の公的給付の受領」が示されていることから、この項目の有無によって確認可能と考えられるが、登記した時期が古い等の場合は個別判断による。

 ここがポイントですね。少し前まで「臨時給付金」なんてものは想定されていなかったので、「その他の社会保障給付の申請及び受領」という表現になっている場合が多いと思います。特別定額給付金は社会保障給付になるんでしょうか、社会保障政策ではなくて経済政策だなんて言わないでくださいね。

 うちの事務所ではとりあえず保佐でも補助でも、本人が自分ですると言わない限りは、一律に私が代理人となって申請しています。ですから代理行為目録の中身が問題にされることがあるかもしれません。そういうケースは、今後を考えて、後見にランクアップするか、代理行為目録を追加することを考えたほうがいいかもしれません。

問3 本人が成年被後見人等である場合に、市町村の判断により、申請書の送付先を成年後見人等にすることは可能か。

(答)可能である。現状、各自治体において、成年被後見人等に関する各種通知文文書を、成年後見人等に送付する取扱いを行っている場合がある。そのような場合には、関係部局で連携の上、特別定額給付金の申請書についても、同様に成年後見人等に送付することを積極的に検討いただきたい。

 でもね。被後見人等に宛てた郵送物について、すべてを後見人等に宛てて郵送することとしている市町村は少ないと思います。

 倉敷市では、送付先変更届は、介護保険課、医療給付課、国民健康保険課、資産税課など担当課ごとに提出しなければいけません。もし市民課に送付先変更届を1通出せば、市の全部局の書類が後見人宛に送ってくるようになるのなら、実にありがたいのですが。

 ですから、まず無理です。「関係部局で連携」など、行政がもっとも不得手としているところではないかと思わます。

 ということで、施設や自宅や病院に送られる申請書を、まず後見人等が入手するところから始めなければなりません。あ~しんど。(桐)

 

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2020年5月23日 (土)

電話は掛けれるが、切れない

 2020年5月23日(土)、おつかれさまです。

 備中サポートセンターは、不動産登記、商業登記、裁判業務、相続・遺言、財産管理業務、オールラウンドですが、私の担当はどうしても成年後見関係になってしまいます。

 今年は正月からバタバタバタっと7件の新規の依頼が来て、しかも全部が全部、めちゃくちゃ困難な事案。

 医療保護入院、賃貸借解除、賃貸借契約、施設入所、生活保護申請、引越し、清掃・明渡し、近隣トラブルの調整・・・、後見等の申立前にこれらを片付けないといけない。

 しかも基本的にただ働きです。後見人等選任後は、裁判所が決めた報酬を1年後にいただくことができますが、就任前にいくら労働しても、意思能力不十分なご本人からはいただきにくいし、そもそもお金がない。

 ともあれ、7人の生活の場所を用意し、今週2件の本人申立てをして、なんとか7件全部を審理に乗せることができました、1件は確定して、1件は確定待ち、あと5件は調査待ちです。

 なんでこういうことを書くかというと、成年後見人は金持ちの高齢者の財産を管理するだけで毎月何万円もの報酬をとる悪いやつというイメージが一部であるんですね。でもそうじゃないんですよと、声を大にして言いたいわけです。

 たとえば今日の話ですが、被補助人から電話があって「電力会社から請求書が来たけど、なんで引落しができてないの?」と聞かれ、「調べて折り返すから、いったん切ります」と切ってしまったのがまずかった。

 何度かけ直しても話し中。そうだ、この人、電話は掛けれるけど、切ることができないんだ。事務所の電話回線がKDDIなんで、NTTの114は使えない。ネットで0120の何番かにかけるといいとあったのでかけてみたら、土日はお休み。

 しかたないから片道12キロの隣の市のご自宅まで行き、まず電話が切れていないことを説明します。親機は受話器を置いて切るけど、子機を使うときは、切るボタンを押さないからずっと話し中になってしまうわけです。

 次に、電力会社に電話して電力料金が口座から落ちなかった事情を確認したところ、「先ほどご本人からお電話をいただいて、ご説明したんですが、ご理解いただけないようでこちらでも困っていたんです」。ということで、請求書を持ち帰ってコンビニ払い。

 もう一つ、これも今日の話ですが、被保佐人が大きな冷蔵庫を買ってしまって・・・。田舎ではよくあるお米を貯蔵する冷蔵庫です。

 おばあちゃん、田んぼは去年売ってしまったのよ。それは知っているでしょ。だからお米はもう作らないから、冷蔵庫はいらないよね。かといって、近所の電器屋さんがメーカーから取り寄せて設置してくれているのを、今さら取消しっていうわけにも・・・・。

 こういうのが成年後見業務の現実だと、私は思うわけです。決して楽して儲かる仕事ではありません。 

20200523eos6

 ところで、話は全く変わりますが、新しいカメラです。といっても古いモデルの展示品限りの処分品です。EOS6D いわゆる型落ちですね。ただフルサイズのカメラが1台欲しかったのでついつい。

 私のカメラ歴は、フィルムカメラの時代は、ミノルタα3000 → キャノンプログラムAE1(中古) → EOS10 → EOSRT(中古)、子どもができてからデジカメになって、EOSKiss → EOS70D → EOS7D(中古) →そしてこの EOS6D です。

 カメラ1台もって1日中ぶらぶら歩きたいものです。今は、ゴミ屋敷の撮影が多いですが・・・。(桐)

 

 

 

 

 

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2020年5月18日 (月)

1日2件の保護申請と携帯契約

 2020年5月18日(月)、おつかれさまです。

 検察庁法改正案は今国会では成立断念だそうです。秋の臨時国会で再提出するのでしょうが、「基準」がありさえすればいいってもんじゃないですよね。検察庁幹部の人事が他の国家公務員と同じでよいのかどうか、そこの議論が重要だと思います。

 さて、今日は単なる業務日誌です。

 7時40分 出勤

 8時40分 高梁市役所で生活保護申請

 11時20分 倉敷市役所で生活保護申請

 12時20分 被後見人を同行して携帯ショップで契約

 13時40分 被補助人を別の携帯ショップに同行して契約

 15時30分 入院患者の一時帰宅に立会い

 16時40分 物件が特定しづらい相続登記の相談

 17時20分 死亡した被後見人の遺産の引渡し

 18時~  裁判所提出書類のチェック

      不動産屋からの地役権についての相談対応

 20時~ 業務記録、翌日の段取り、何本かの電話連絡

 21時  退勤

 1日2件の生活保護申請というのも珍しいが、1日2件の携帯電話契約というのも珍しい。在宅の方にはこちらからの連絡手段がほしいところです。

 が、しかし、車で片道50分もかけて、1円の売上にもならない仕事に行くのは・・・・ちょっと・・・つらい。

 それがずっと続くと、補助者に給料を払えなくなるんじゃないかと考えてしまう。これは、かなり・・・つらい。

 うん、かなりつらいが、成年後見とはこういうものだと思うのです。

 「成年後見人ってお金がある人について財産の何%かをとるんでしょ」と言ったお医者さんがいたのですが、それは違います。

 今月から来月にかけて、申立中の6人の方の後見人等に就任する予定ですが、うち5人の方が現在生活保護受給中もしくは就任後に保護申請するパターンです。

 身寄りのない高齢者の貧困問題、成年後見の専門職に頼らなくても、もっと簡単に助けてあげられる簡易な制度があってもいいと思います。

20200518

 気分転換にきれいな花をアップします。

 あっ、明日も片道50分かけて1円にもならない高梁遠征です。(桐)

 

 

 

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2020年5月17日 (日)

薬がフィット

 2020年5月17日(日)、おつかれさまです。

 今年に入ってから準備してきた保佐開始申立書を本日2件作成。最初の相談は12月、医療保護入院、生活保護申請、施設入所、賃貸借契約の解除、部屋の片付け、明け渡し等々、申立てをするまでにほぼ全力を使い尽くした感じです。

 さて、昨日の続きです。医療保護入院の際には医師から散々なことを言われたのですが、先日の退院支援委員会で本人と会って驚きました。完全に妄想が消えて正常になっています。

 病気のタイプによるのでしょうが、薬がフィットするとほんとによくなるんですね。ありがとうございました。(桐)

 

 

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