脱原発

2026年7月12日 (日)

浜岡原発の二重のウソ

 2026年7月12日(日)、おつかれさまです。

 むっちゃ暑かったですね。今日の倉敷の最高気温は34℃だそうです。なんでこんなときにエアコンが壊れるの~。16年間使って寿命みたいです。電器屋さんに電話したら、同じクラスの新製品は40万円ですって。どうしましょう。

 さて、今日は時事の話題です。

 10日の朝刊に掲載された記事ですが、中部電力浜岡原発の耐震データの不正は、2009年の駿河湾地震時に、5号機で想定を上回る揺れを観測し、追加の耐震策を回避する目的で始まった可能性があるそうです。

 中部電力は、不正は遅くとも2012年から3号機と4号機で行われていたと説明していたのですが、この報道が事実なら3号機、4号機、5号機と中部電力が有する3基の原発(廃炉中は除く)すべてで不正が行われていたことになります。

 2009年8月11日、御前崎市で震度6弱を観測する地震が発生。5号機では地盤の特殊性から、1~4号機の数倍となる地震動を観測し、当時の設計基準を超えたそうです。

 しかし、5号機は運転再開を目指していたことから、正直に報告すれば国から追加の耐震策を要求されると考え、これを回避するため、多数の地震波の中から都合のいい波だけを選んでデータを作成したようです。

 結果、2010年12月に当時の原子力安全・保安院が「耐震安全性に問題はない」として、浜岡5号機は2011年2月に運転を再開しました。

 とんでもない話ですよね。虚偽の報告によって国をだまして原発運転を再開したわけです。

 そして、この報道が事実であれば、2011年東京電力福島第一原発の事故以来の耐震基準厳格化の中で、この基準をクリアするために、遅くとも2012年から3号機と4号機について不正が始まったという報告もまた、嘘だということになります。

 国の許可を得るために嘘を言い、嘘が発覚してからも嘘を言い続ける。二重のウソということになります。

 私は、こういう虚偽報告で利益を得たり、損失を免れようとする行為は、詐欺に相当すると思うのです。単に行政法規違反として行政罰で済ませるのではなく、責任者、指示者、実行者に対する刑事罰があってもいいのではないかと思います。

 確かに暑いのは暑いです。電力の必要はわかります。でも安全性がないがしろにされてはいけません。嘘は絶対にダメです。(桐)

 

 

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2025年10月17日 (金)

再稼働と引き換えに廃炉?

 2025年10月17日(金)、おつかれさまです。

 今日の記事で高梁川日記2400本目の投稿です。自分でもよく続いていると感心しています。単なる自己満足に過ぎませんが、この自己満足がモチベーションになるのだと思っています。

 さて、テレビも新聞もネットも自民党と維新の連立の話題だらけですが、その陰でけっこう注目したいニュースもあります。

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 古い原発を廃炉にするのはいいんですが(といっても30~40年かかるらしい、費用は2023年の試算で約1558億円)、6号機の再稼働と引き換えという提案だそうです。そのうえ、東電は10年間で1000億円を新潟県に拠出するという提案です。

 廃炉は再稼働と関係なく必要なはずです。再稼働を認めるなら廃炉にするというのはおかしい。さらに、金を出すから県知事に同意しろっていうのは、公然の買収ではないかと思うのですが。

 国民民主党でさえ、原発は推進なのですが、原発は本当に必要なんでしょうか。電力が必要=原発が必要、とすり替えられていませんか。原発に注ぎ込む資金の1割でも自然エネルギーに向けられたらと思います。

 ロシア軍に占拠されたウクライナのザポリージャ原発の例を見ると、原発ほど厄介なものはないと思ってしまいます。ここが攻撃目標ですよと明言しているようなものですから。

 10月末に示されるかもしれない新潟県知事の意向に注目です。(桐)

 

 

 

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2025年5月17日 (土)

台湾が脱原発

 2025年5月17日(土)、おつかれさまです。

 今日は暑かったですね。もう完全に夏です。昨日いただいた花束がきれいです。本当にありがとうございました。

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 さて、本日、台湾で第3原発2号機が運転を停止し、稼働中の原発がゼロになったようです。台湾の与党民進党は、2011年の福島第1原発の事故以来、脱原発政策を党是とし、自然エネルギーへの転換を進める方針です。

 他方で、台湾立法院で多数を占める野党勢力は、電力不足や電気代の上昇を懸念し、原発の稼働期限を最長20年延期できる法案を成立させたといいます。原発を巡ってはどこの国でも同じような議論があるようです。

 ところで、日本政府はというと、これは昨年12月の新聞ですが、

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 原発への依存を可能な限り低減していくという、東日本大震災以来の方針を転換し、原発の敷地外建て替えまで容認し、明らかに原発回帰の方向に向かっています。

 福島第1原発の事故以来、関係のないドイツや台湾が脱原発に舵を切り、当事国の日本は、喉元過ぎればなんとかで原発回帰にシフトしていくという、なんだか不思議なことになっています。

 進行中の浜岡原発の解体工事では、低レベル放射性廃棄物の処分先もまだ決まっていないようです。放射性廃棄物というゴミを出し、そのゴミの処分方法さえ定まっていない。原発への依存は低減していくべきだと思うのですが。(桐)

 

 

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2025年4月18日 (金)

柏崎刈刃原発県民投票条例案否決

 2025年4月16日(金)、おつかれさまです。

 新潟県の柏崎刈刃原発の再稼働問題で、新潟県議会は、原発再稼働の是非を問う住民投票条例案を自民党などの反対多数で否決しました。

 これまで原発立地県の議会で条例案が審議されたことは6回だそうで、6回とも否決されています。今回が7回目です。

 原発の再稼働には法律上の根拠はないものの、事実上地元同意が必要とされています。地元同意には県も含まれ、県知事が同意するか否かの判断に、県民の意見を適正に反映させようというのが、この条例の趣旨です。

 私は再稼働に反対ですが、反対であれ、賛成であれ、県民世論を明確にするために県民投票はやってみればいいのにね。なんで住民投票をすること自体に反対するのでしょう。その辺が理解できないです。

 柏崎刈刃原発再稼働の是非を県民投票で決める会のホームページをご覧ください。(桐)

 

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2025年3月18日 (火)

浜岡2号機 解体に着手

 2025年3月18日(火)、おつかれさまです。

 今日は夕方から天気が崩れてメチャクチャ寒くなりました。3月というのに九州でかなりの大雪が降ったようです。

 東京ドームではMLB開幕戦、ドジャースVS.カブス、山本由伸VS.今永昇太、朝から晩までテレビは大谷フィーバーですね。

 いしだあゆみさんが亡くなったという悲しいニュースもありました。数多ある注目すべきニュースの中で、今日はこれ。

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 商業用原発の原子炉の解体が始まるのは国内では初めて。計画では2042年までかかるそうです。営業運転をした期間が1978年から2009年の31年間。そして営業停止から廃炉が完了するまでが予定では33年間。

 廃炉が完了しても放射性廃棄物の処分方法が決まっていないので、それが決まるまでは建屋内で保管するそうです。これほどの長い期間、人生の大半をかけてこの作業に携わる方もいるのでしょう。

 欧米では廃炉作業の技術が確立しているそうですが、日本では初めてです。欧米と日本が違うのは、日本は処分場が決まっていないということ。最終的な処分方法がないにもかかわらず、建設し、運転し、そして解体という流れです。

 現在、国内の廃炉が決まった原発は24基あると言われています。原子炉の解体はこれから大きな問題になっていくはずなので注目しています。(桐)

 

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2024年11月 9日 (土)

「最大限活用」しないでほしい

 2024年11月9日(土)、おつかれさまです。

 1986年4月26日チェルノブイリ原発事故以来の反原発論者の私としては、この記事は残念です。

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 11月8日の朝刊1面トップが「福島第一原発 デブリ初回収」の記事、翌9日の朝刊1面トップ原発が「政府経済対策案 原発「最大限活用」」の記事です。

 「デブリ初回収」とは言っても、全量880トンと推定されるうち、事故から13年半後に5ミリ大(3グラム以下)を試験的に取り出したにすぎません。

 何にしても最初の一歩は常にそんなものとも言えますが、しかし東電が設定した2041~2051年に廃炉完了という工程表がもう無理な目標というのは誰もが思っていることでしょう。100年経ってもできないかもしれない。

 だいたい取り出した880トンものデブリをどう処理するかは、まだ決まっていないどころか、検討さえされていません。こういうのを「無計画」というのでないかと思いますが。

 ひょっとしたら、政府の方々もデブリが取り出せるなんて本気で思っていないからこそ、処理方法を検討していないのかもしれません。取り出せたら取り出せたで、次の世代の政治家が考えればいいと思っているのかも。

 電気代が高いから何とか対策しないといけないのも、化石燃料に依存していては環境負荷が大きいのも、十分わかったうえで、それでも原子力の安全神話が崩れた以上、原発の「最大限活用」はやめてもらいたいと切に願います。

 結局、現代の我々が楽な生活をするために、将来の世代にツケを回しているだけですから。原発もそうだと思います。(桐)

 

 

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2024年10月30日 (水)

女川原発再稼働

 2024年10月30日(水)、おつかれさまです。

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 私は脱原発派なので、このニュースはとても残念です。いくら防波堤を高くして津波対策しても、直下型地震が起きたら、ミサイル攻撃を受けたら、テロリストに占拠されたら、第一核廃棄物の処理方法は何も決まっていない。日本には廃炉の実績さえない。

 考え直したほうがいいと思います。(桐)

 

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2024年9月18日 (水)

原発ゼロを誰も言わない

 2024年9月18日(水)、おつかれさまです。

 今日は業務ネタではなくて、新聞記事からです。 

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 福島第一原発の事故から13年6か月。廃炉に向けての作業の入り口であるデブリの試験的取り出しの段階で何度も躓いています。

 廃炉にする技術さえないのに、原発を次々に再稼働させるのはどうかと思います。

 原発ゼロを主張していた河野さんがその主張を降ろし、立憲民主党の4候補もトーンダウンし・・・。

 自民党も野党も違いがなくなるよう気がして残念な気がします。

 原発ゼロへの道筋を具体的示してがんばってほしいものです。(桐)

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2024年9月 6日 (金)

東電のデブリ作業ミスに思う

 2024年9月6日(金)、おつかれさまです。

 今日の朝刊の記事です。私は脱原発論者なので、こういう記事についてはすぐ食いついてしまいます。ただの確認ミスで、大きな事故ではなかったからいいじゃないかとも思えるのですが。

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 でも、本当は確認ミスではなくて、誰も確認をしていないということが問題なんですよね。事故ではないのは原子炉への挿入前に気づいたからであって、実際に挿入していたらどうなっていたんだろうと。挿入できないのかな、知らないけど。

 こういうことって、決して他人事ではなくて、うちの事務所でもありそうです。相談時には本職が話を聴いて受任し方針を立てますが、その後は事務員に任せることが多いです。そしたら後で、ん? どういうこと? てことがやっぱりあります。

 一つの仕事の工程を管理者がトータルで見ていないと、どこかにミスが生じます。でも書類の点検は別の人がやったほうが間違いを発見できるのも確かです。つまり、複数の人間が関わるとき、二重にチェックできることもあれば、お互いに相手任せにしてしまうこともある。

 「人のふり見て我がふり直せ」ってことですね。気をつけましょう。

 ただ、東電のこの問題は原発だということ、そして同じ社内の人間の相手任せではなく、東電→下請の三菱重工→協力会社という多重構造の中でのミスだということ。この辺が根深いんです。(桐)

 

 

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2024年7月27日 (土)

敦賀原発2号機再運転不可か

 2024年7月27日(土)、おつかれさまです。

 原子力規制委員会が、日本原子力発電敦賀原発2号機が新規制基準に適合していないと判断したようです。

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 敷地内に複数の活断層が通っていて原発の立地場所としては不適切との判断です。元旦に能登半島地震があったばかり、やっぱり怖いですよ。

 火山国・地震国の日本は、もっと地熱発電に力を入れるべきではないでしょうか。(桐)

 

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